「子どもに日常的に英語を聴かせて英語に慣れさせたい」という話をよく聞きます。
家庭で英語を聴く（インプット）時間を増やしているとお子さんの英語耳が育ち、自発話（アウトプット）も増える、ということを私自身もレッスンで教えていてよく実感します。
家庭でのインプットの方法としては、英語のDVDや動画を見せる、英語の歌や絵本やお話を聴かせる、などさまざまありますが、どんな方法でも「親子でいっしょに楽しむ」ことが効果的かつ継続できるためのポイントだと思います。
親子で共通して楽しめて英語のインプットを増やせるアイテム、我が家の場合をご紹介します。
■海外のインターネットラジオ局
食事の時や子どもが遊んでいる時などに海外のインターネットラジオの子供向けプログラムを流して聴いています。もともと私がラジオを聴くのが好きで家事をしながらアプリで海外の局を聴いたりしていたのですが、子供向けのラジオ放送を聴いてみたら、私自身も楽しめて子どもの食いつきも良かったので最近ではすっかり定番になりました。
タブレットやスマートフォンに世界のインターネットラジオが聴ける無料アプリ（有料版もあります）をダウンロードし、アプリ内の検索画面で『kids』『baby』等のキーワードで検索すると、各国の子供向けラジオ局が出てきます。ちなみに私はTuneIn Radioというアプリを利用しています。
よく聴くのは 'Little Rockers Radio' というオーストラリアのラジオ局（アプリをダウンロードせずにウェブサイトから聴くこともできます）。選曲は童謡、ライム、テレビ番組や映画のテーマ曲、ポップス、など幅広く、ストーリーテリング（物語の読み聞かせ）の内容もわりと易しいので日本の幼児や小学生が聴くのにもちょうど良いです。
他にも 'Fun Kids Radio'(イギリス)や 'Kids Public Radio'(アメリカ)など、英語圏の子供向けラジオ局が（もちろん英語圏以外のものも）たくさんありますので、いろいろ見つけて試してみるのも楽しいと思います。
■映画のサウンドトラック
英語でも日本語でも童謡CDを聴くのは母が飽きてしまう。母の好きな音楽を聴こうとすると子供が退屈する。ということで行き着いたのが映画のサウンドトラック（その映画を観てることが前提になってしまうものもありますが）、車の中でよく聴いています。
4才息子のお気に入りは映画『SING』のサントラ。映画のDVDは日本語版で見てましたが、オリジナル版のサントラでも子どもは違和感ない様です。でたらめ英語も織り交ぜて歌ってくれます。
私のお気に入りは『怪盗グルー』のシリーズ。ミニオンズが歌う曲は親子で笑ってしまうこと間違いなしです。
親子で楽しめる英語アイテム、ぜひ見つけてみてください！
